ひらめき☆マンガ学校 第3回公開講義 を見てきた。
自分はこの講義に2回目も参加したのだが、
学ぶところが多いなぁと。
まずはこれまでの流れ。
ひらめきマンガ学校は漫画家の西島さんとさやわかさんが開いているマンガ学校。
でも個人的には、マンガの描き方を教えるのではなく、漫画家として生きていく道だとかを教えているイメージ。
むしろ、漫画家じゃなくてもいいので、みんながそれぞれの生き方を考える場を提供しているイメージだな。
受講者のひとは15人ぐらいで、自分は公開講義の見学に行ってきたというわけ。
第1回講義では、それぞれの参加者同士でマンガを読みあい、格付けを行った。
しかし、カリスマ編集者に格付けをしてもらうと、参加者同士の格付けとは全く違ったり、編集者ごとによっても全く評価の仕方が違う。
ここから読み取れることは何か。
それは、絶対的にいいマンガなど無い、ということ。
そして、全員に好かれるマンガを描くのではなく、1人の編集者なり、力を持ってる人なり、誰かに気に入られてしまえばマンガは掲載できるということでもある。
これを踏まえて、第2回講義で、受講者の皆様にはこんな宿題が出た。
「自分×□□□=大活躍 この□□□に入る人を見つけて来てください。」
ここから第3回講義
活躍ってなんだろう
第2回講義から第3回講義にかけて、受講者の皆さんはこの□□□さんと一緒に、西島さんとさやわかさんとで面談を行ったとのこと。
編集者を連れてくる人もいれば、
彼氏?を連れてくる人もいたり、
既に一緒にマンガを書いている相方を連れてくる人もいたとのこと。
そして、その□□□さんといっしょに、既に電撃とかに乗せてる受講者もいれば、
映画のコンテストで入賞とかしてる人もいたり。
そう、相手次第で、活躍の方向は変わってくる。
それは、本人からしたら、「なんか違うなぁ」と思ってしまうような活躍なのかもしれない。
もしそうなら、相手を変えて、また別の活躍の方向を考えなくてはいけない。
「いつまでたっても漫画家になれない。世界が悪いのか?自分が悪いのか?」
世界を変えることは難しい。
でも、目の前の人との関係性を変えることは出来たりする。
そうやって、□□□さんを見つけて、漫画家(もしくはそれ以外の何か)になればいいじゃないか。
っていう話をしてました。
描きたいマンガを描くのか、載せてもらえるマンガを描くのか。
思ったのは、この授業は描きたいマンガ描いとけっていう授業じゃないんだよなぁということ。
どれだけ雑誌だとか、媒体だとか、編集者だとかを意識して、
載せてもらえるマンガを描いていくか。
描きたいマンガと載せてもらえるマンガの間を見つけることが重要なんだなぁと感じた。
それはある種、広告にも似てるんだろうなぁと思ったり。
作品を作るということ、そして売るということを、一人の漫画家がしなくちゃいけないんだから、
体力的にだけでもなく、精神的にもきついだろうなぁと思った。
初。
ちょっとうれしい。