アキバの事件から翻訳について考えることになった

初めてのブログ、まぁつれづれとかこう。



ネットの発達によって世界中の情報を得る事が出来るようになった。
それはみんな意識していても意識していなくても、体でわかっていて、なにか調べたいと思ったらとりあえずぐぐってみるといったことをしている気がする。
情報を持っている人たちも、例えば図書館にある数少ない本をテキスト化してどこからでも読めるようにしていたりということをして、より情報の流通を促進していたりする。



ただ、ネットによって距離の壁を越え情報を得られるようになっても、そこには依然として言語の壁が残っている。
検索してもヒットしたところが英語表記のみであれば、英語が出来ない自分のような人たちは結局情報を読み取る事が出来ない。
これからのネット世界の発展にも、翻訳ソフトの成長は必要不可欠な気がする。




そんなところでアキバの事件に話は飛びます。

boiledemaさんの何かごにょごにょ言ってますを拝見させていただきました。ありがとうございます。
http://d.hatena.ne.jp/boiledema/comment?date=20080610#c

内容は、アキバの無差別殺傷事件を起こした犯人は派遣社員であったらしいけど、その派遣先の実情とか、派遣社員の扱いの悪さについて詳細に書かれたものです。


そこで自分が驚いたのはこの記事に対するコメント。
(以下にコピペさせていただきました。)






guldeen 2008/06/11 08:43
こん××わ。
はてブにも書きましたが、これはぜひ『英語に訳して』発信すべきエントリかと思われます。
海外では日本車はそれなりに信頼があるのはご存知でしょうが、それを作って(作らされて?)いる日本の工員達の処遇がこのザマでは、世界から批判されるのも已む無しと思えてきます。

とおりすがり 2008/06/11 10:53
>『英語に訳して』発信すべきエントリかと思われます。
1,機械翻訳したのを別項目として張り付ける。
2,機会翻訳のミスや捕捉説明(たとえば「過労死」や「偽装請負」などは外国の人が理解するのは非常に困難)をコメントで受付け、適宜修整。
というのはいかがでしょうか。

Xenostic 2008/06/11 12:02
始めまして。
英訳の件、よろしければ私が引き受けます。
帰国子女というやつなので機械翻訳よりは
良い物ができると思います。

nofrills 2008/06/11 13:28
Xenosticさんの翻訳の作業が終わったら
訳抜けなど英文についての事務的なチェックは、
タイミングさえ合えば私ができますので、
よろしければご一報ください。
(私のダイアリのコメント欄に。どのエントリでもOKです。)







記事に感銘を受けた方が英訳を勧めてから、実際に英訳をしてもいいという方が現れるまで4時間弱。
すぐさまこのエントリが英訳されていたら、1日もたたずにこのエントリの英語版ができていたかもしれない。
そして、この記事が海外の人たちからも読まれるようになり、情報が世界をめぐることになる。


実際にはまだこのエントリは英訳されていないようですが、有志の方たちによって英訳され得たという事は、これからのネットにおける翻訳というものに機械翻訳以外の新たな道を生む可能性があるのでは。
現在書かれている、そしてなお書かれ続けていく文章全てを翻訳するということはできないかも知れないが、
多くの人が見たい、そして見せたいと考える文章を有志の方たちによって翻訳してもらうということは出来るかもしれない。



とりあえず、まだgoogle翻訳といった機械翻訳は不完全なようなので
http://kaisun1192.blog121.fc2.com/blog-entry-545.html


こういった有志の人たちによる英訳、また、日本人の語学力の向上に期待するばかりである。